混成競技Labをご覧の皆さん

早いもので2019年もあと2週間となりました。

来る2020年に向けて日本では冬期練習に励んでだんだんトレーニング強度が高まっているころだと思います。

そんな中ではありますが、年の瀬ということもありまして2019年に更新された混成競技の主な記録や、好記録をまとめたいと思います。

1年の振り返りにどうぞ!!

2019年の主な記録

世界編

今年世界的に更新された混成競技の主な記録

2019年の十種競技ワールドリーダーはカナダのダミアン・ワーナーが、Hypo-Meetingで8711点でした。

そしてドーハ世界選手権を制したドイツのニコラス・カウルが8691点の自己記録を更新
この記録により世界歴代22にランクインしました。

やり投79mは衝撃的でしたね。

七種競技はイギリスのカタリーナ・ジョンソン・トンプソンがドーハ世界選手権で6981点の世界歴代6という好記録で優勝、名実ともにQueen of Athleteに輝きました。

種目別では、女子七種競技100mHにて、アメリカのケンデル・ウィリアムズ12"58の好記録

これは七種競技種目別世界最高の12"54(ジェシカ・エニス:GBR)に迫るものでありました。

日本編

十種競技

日本における十種競技は2019年度は日本記録保持者であり、2019年日本選手権を制した右代啓祐(国士舘クラブ)が7872点でランキングトップ

ランキング3番には東京GPを制した川崎和也(渡辺パイプ)が4年前の自己記録に並ぶ7679点の自己ベストタイ記録を更新しました。

全日本インカレにおいては、九州共立大学の岡山省吾が7272点の自己記録を更新し優勝(2019年ランキング8位)

U20 日本選手権では昨年のインターハイチャンピオン駒井斗馬(東海大)が6805点で優勝。中でも走高跳で2m12を記録したのが印象的でした。

 

七種競技

七種競技においては、前半シーズンは試合に出場していなかったヘンプヒル恵(アトレ)が10月に行われたCombinedChallengeで5808点でランキングトップに

日本選手権を制した山崎有紀(スズキ浜松AC)も同大会で5804点と好記録をマーク
山崎は今シーズン4月に5753点、6月23日に5680点、6月30日に5705点と高い記録をマークしました

東京GPを制した伊藤明子(筑波大学)は日本選手権混成は惜しくも追い風参考ではありましたが、5516点を獲得して日本選手権も3位に入賞しました。
さらに伊藤選手はその3週間後に行われた日本選手権にて400mHで57"09の自己記録で見事優勝。混成の枠を飛び越えて活躍した姿が印象的でした。

U20日本選手権では昨年のインターハイチャンピオン池田涼香(筑波大学)が5152点で優勝。8月には5289点の自己記録を更新しました。

 

番外編

高校八種競技

ランキングでは皇學館高校の大井悠が5802点でトップ

インターハイではランキング2位の池田塁(諫早農業)が5689点で優勝(自己記録は5778点)

高校七種競技

インターハイにおいて田中友梨(至学館)が5346点の高校歴代4という好記録で優勝

これが2019年ランキングトップ

そのほか伊藤桃子(中京大中京)5142点、大熊楓(市立船橋)5133点、堂本華鈴(大塚)5100点、熱田心(倉敷中央)5084点、岡部華鈴(白梅学園)5016点と5000点オーバーが6もいるハイレベルな年になりました

男子四種競技

紺野稜真(白鷹)が2967点で全中優勝2019年ランキングトップに輝きました。

また、高橋大史(上山市立南)が2852点で2歴代最高を更新

女子四種競技

津田妃茉里(大坂三稜)が3030点で全中優勝

ランキングトップは藤原かれん(神河)の3098点これは中学歴代5番の記録

また、中尾日香(神戸平野)が3039点で中学歴代10番にランクイン

非常にレベルの高い年になりました。

【まとめ&告知】

来年はいよいよ東京オリンピックがやってきます。

陸上界の盛り上がりと共に混成競技界ももっともっと盛り上げられると良いですね。

みなさんのおかげでこの混成競技Labも着々と訪問者も増えています。
この調子で混成競技をより深く広く伝えるツールになるべく今後は、継続的に混成競技にまつわるあれこれを紹介する記事を書きたいと考えております。

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